創作スターター:sunflower.
    
    
    
    
    sunflower._petal.Kit_v1.0.zipについて
      ひまわりをモチーフにした彼女の世界を、あなたの手で物語へ。
      このセットは、あなたの創作で物語が完成する“スターター”。
      “ヒロインを咲かせる”をテーマに展開するpetal.シリーズ。
      1st Bloom、第2作。
      制作:White Space./彩城 誠
    
sunflower._petal.Kit_v1.0.zip — 商品テキスト v1.0 制作:White Space. / 彩城 誠 更新日時:2025-08-25 15:56 JST
【はじめに / Quick Start】
このセットは、「向日葵(花言葉:あなただけを見つめる、憧れ、情熱、未来)」を中核に据えた “夏のまぶしさ”の物語を、すぐに書き始められるよう設計したスターターです。 ・詰めすぎない=あなたの解釈を入れる余白を残しています ・すぐ動かせる=導入ミニシナリオ/関係性テンプレ/プロット雛形付き ・シリーズ整合=petal.共通の雰囲気と記号を軽く揃えています 本テキストはプレーンテキストです。[]内は自由に差し替えOK。 収録: 1) 世界観コア 2) 主人公テンプレ(デフォルト名:咲真/変更可) 3) ヒロインテンプレ(初葵/うい) 4) 関係性テンプレ 5) キーワード&意匠 6) シーンフック集(短句) 7) 導入ミニシナリオ(約300字) 8) オプション・エピローグ例(プレースホルダ) 9) プロット雛形(話数フリー) 10) 制作メモ(運用のコツ) 11) 使用許諾と表記義務(ライセンス) 12) クレジット表記例
1) 世界観コア
・舞台:現代日本・地方都市の高校。夏の放課後、陽射しの強い季節。 ・モチーフ:向日葵(花言葉:あなただけを見つめる、憧れ、情熱、未来) ・感情のメタファー:太陽に向く花=真っ直ぐな想い/鎧の下にある本音 ・雰囲気:明るさの裏に潜む繊細さ。ギャル姿と過去の素顔の二面性。 ・テーマ文:夏の日差しが、鎧を脱がせる。 ・象徴:纏わない彼女は柔らかい光。向日葵畑が揺らす心情。
2) 主人公テンプレ(デフォルト名:咲真/変更可)
・役割:触媒(相手の変化を引き出す)/一人称視点が基本 ・性格:繊細・受け身・観察眼が鋭い/言葉選びが丁寧 ・象徴:ヒロインを咲かせる存在 ・立ち位置例:クラスメイト(または隣席)/幼なじみ ※ シリーズ整合を重視する場合は「咲真」を使用。単独作品化する場合は改名OK。
3) ヒロインテンプレ(初葵/うい)
・外見: 明度高めのミルクティーベージュのブリーチベースに、少し暗めのゴールド〜キャメル系メッシュ 胸下〜腰までのロング、完全ダウンのゆる巻き(巻きすぎない自然な波) 明るめの肌トーン(白ギャル)、血色感はメイクで補う 夏制服:校則違反レベルの短スカート、シャツは上2つ開け+裾出し+袖まくり 派手ネイル(ビビッドオレンジ〜ひまわりイエロー+ストーン盛り) 通学時はスクールバッグ、私服時は小さめ片手持ちバッグ(スマホと最低限のみ) スマホケースは後ろにリング付きのカバータイプ 浴衣:白地に黄色い向日葵柄+深緑の帯、深緑の巾着、アップのお団子に簪 ・性格: 外では明るくフランク(ギャル鎧) 本質は繊細で泣き虫だった少女 ギャルは自分を守るための生き方 ・弱点: 昔の弱い自分を思い出すと鎧が揺らぐ 変わらない態度の人間(特に主人公)に弱い ・背景: 中学時代、田舎で「いもっぽく弱そう」とからかわれ、泣き虫が原因でいじめられた 都会に転校後、「二度と舐められない」ためにギャルという鎧を選んだ ・象徴: 園芸部のひまわり畑 鎧としてのメイク・ネイル 時折揺らぐ瞳
4) 関係性テンプレ
出会い:夏休み前の放課後、昇降口で偶然の再会。ギャル全開のういに主人公は一瞬驚く。 第一反応:主人公は戸惑いながらも態度を変えず接し、すぐに「中身は昔のまま」と察する。 接点:クラスの夏祭り準備/園芸部の向日葵畑での立ち話/屋台の手伝い 転機:主人公の変わらない態度に、逆にういが戸惑い、鎧がほころびはじめる 結末方針:花火の下で泣き虫時代の口調に戻り、想いを告げる
5) キーワード&意匠
・物・風景:小さな屋台のラムネ瓶(ビー玉が青を反射)/飲み終えた瓶のビー玉に映る提灯や花火/園芸部の向日葵畑/白地に黄色い向日葵柄の浴衣+深緑の帯/深緑の巾着/大判焼きの屋台/夏制服(短スカ・崩しシャツ) ・匂い・触感:制汗スプレーやボディシートのせっけん・シトラス系の香り/ボディシートのひんやり感/ラムネ瓶の冷たさと炭酸音/夏の強い日差しで熱を持った髪/花火の煙/大判焼きの甘い香り ・色運用:日差しの黄色と影の青/金髪ベース+ゴールド〜キャメル系メッシュ/ビビッドオレンジ〜ひまわりイエローのネイル/浴衣の白と黄色+深緑の帯/向日葵畑の黄色と緑
6) シーンフック集(短句)
・「あんたさ、全然変わんないね」 ・ネイルの先でビー玉を押し込み、カランと鳴るラムネ瓶 ・飲みかけのラムネの青を反射するビー玉 ・校則無視の短スカートが風に揺れる ・「なんで汗って出るんだろ〜」と笑いながらボディシートで首筋を拭く ・深緑の帯に手を添えて、花火を見上げる横顔 ・園芸部のひまわり畑を、部外者のくせに通い詰める姿 ・「興味ないし」と強がって、また翌日もひまわりの前に立つ ・花火の光で浮かび上がる金髪と深緑の帯 ・「……わたし、ずっと……しょうまのこと、好きだった……」
7) 導入ミニシナリオ(約300字)
夏休み前の放課後、昇降口に強い西陽が差し込んでいた。 階段を降りかけた[主人公名]は、見慣れない金髪の少女が立っているのを見て足を止める。 日焼けした肌、短いスカート、派手なネイル——記憶にはない姿。 けれど、ふとした仕草に、幼なじみの面影がよぎった。 「……うい?」 振り返った彼女は笑い、「あんたさ、全然変わんないね」と軽口を叩く。 その瞳の奥に、あの頃と同じ揺れがあった。 「ういも、変わらないよ」 そう言うと、彼女は少し戸惑い、「私は変わったよ」とだけ返す。 手をひらひらと振り、夕陽の中へ歩き出す背中を見送った。 変わったようで、変わらない——その感覚だけが、胸に残った。
8) オプション・エピローグ例(プレースホルダ)
夏祭りの喧騒から少し離れた裏手。 提灯の明かりが届かない涼しい空気の中、初葵はラムネ瓶を両手で持っていた。 「ほら、冷たいうちに飲みな」 軽く笑いながら差し出す。ビー玉の奥で炭酸が弾け、カラン、と涼しい音が響いた。 咲真が瓶を受け取ろうと指先に触れた瞬間、初葵の視線がふっと揺れる。 「……しょうま……」 呼び方が変わった途端、声の温度が静かに落ち着いていく。 花火が夜空に咲き、遠くで歓声が上がっていた。
9) プロット雛形(話数フリー)
A. 出会い:放課後昇降口での再会/戸惑いと面影 B. 接点:夏祭り準備・園芸部の向日葵畑での往来/小さな往復 C. 転機:主人公の変わらない態度に、鎧がほころぶ(昔の口調が零れる) D. クライマックス:花火の下の告白(泣き虫時代の口調) E. 余韻:返答を描かず、視線と空気で締める ※ 各ブロックの長さや回数は自由に増減してください。
10) 制作メモ(運用のコツ)
・“派手さ”と“内面”のコントラストで進める(音・匂い・触感を芯に) ・ギャル口調と素の口調の切り替えを明確に ・向日葵畑は「鎧を脱ぎたくなる場所」として機能させる ・ラムネ(ビー玉・冷たさ・音)を境界演出のキーに使う
11) 使用許諾と表記義務(ライセンス)
・本スターターは「使用許諾のみ」です。著作権は制作元(彩城 誠 / White Space.)に帰属します。 ・購入者は本スターターを基にした創作(商用・非商用)を行えます。 ・ただし、以下は禁止します: - 本テキスト(または付属データ)の再配布・再販売(未加工・テンプレ配布) - 本テキストをそのままの形で商品素材として再販する行為 ・クレジット(ライセンス表記)は必須です。表記例は次項を参照。
12) クレジット表記例(必須)
作品内または概要欄に、下記を明記してください: © White Space. / 彩城 誠 (見えにくい場所への極小表記は不可)
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